造作洗面台はおしゃれさと綺麗の保ちやすさの両立を
おはようございます。
インテリアコーディネーターのIto Yukiです。
わたしがリノベーションでこだわった一つの
造作洗面台。
リノベるで造作洗面台というと、
費用を抑えようとすると、
リクシルの置き型洗面器に
集成材などの板で作ったカウンターに
なりがちなイメージ。
でもリクシルの置き型洗面器は
あまりタイプではないし、
木製のカウンターはそのうちカビに
なったり腐ったりしそうで嫌だし。
ということで、なるべく費用を抑えて
おしゃれで実用的な造作洗面台を
自分で考えました。
洗面カウンターはメラニン素材
洗面カウンターは水に強い素材がいいなと。
まず思いついたのは人工大理石。
でも造作で人工大理石を使うとなると
高くなるので諦めました。。
なにかいい素材はないものかと
いろいろ探してたどり着いたのが
AICAのスタイリッシュカウンター。
素材はメラミン化粧板です。
実はAICAのメラミン化粧板は
仕事で造作家具の面材によく使ってました。
耐水性があるという認識は正直
あまりなかったので、
今回勉強になりました！
洗面ボウル一体型を採用される方が
多いようでしたが、
わたしはカウンターのみを採用し、
他メーカーの置き型洗面ボウルにしました。
収納力のある三面鏡の採用
ほんとうは丸型のミラーの方が
おしゃれさがＵＰするので
そうしたい気持ちも山々でしたが。。
ここはその願望をぐっと抑えて
収納場所を確保するため三面鏡にしました。
というのも、
洗面カウンター下を造作で
引き出し収納にしたかったのですが、
引き出しは家具屋さんへの発注に
なるので割高になると言われ。。
減額調整で木製棚一枚にしたのです。
ということは化粧品などの収納場所を
他に確保する必要があり、
三面鏡だな、となったわけです。
三面鏡でもおしゃれに演出したかったので、
鏡の上下にライン照明を入れてもらいました。
その結果、間接照明で
雰囲気ある洗面台になり大満足♪
ライン照明をつけない場合と
つけた場合では雰囲気もけっこう変わるんです。
ライン照明をつけない場合↓
ライン照明をつけた場合↓
このライン照明はおしゃれなだけでなく、
お化粧をする時にも大活躍しています！
ライン照明についてはまた改めて
詳しく書きたいと思います。
一部タイル貼りの壁面
洗面カウンター上には絶対タイル！
玄関のエコカラットは諦めても
ここのタイルはなんとか死守！！
という姿勢で打ち合わせに挑み（笑）
減額調整の意味もこめて、
全面ではなく一部だけタイル貼りにしました。
結果、ほんと一部でもタイル貼って
よかったと思います！！
もちろん意匠性的にも、タイルのおかげで
ぐっとおしゃれになりました。
でもそれだけじゃない！
わたし、顔を洗うとき水めっちゃ飛ばすんです。。
洗顔後、水しぶきがタイルに
めっちゃかかってるのを見るたびに、
これがクロスだったら、、恐ろしいなぁ、、
タイルでほんとよかった。。！と。
タイルなので、洗顔後、ささっとタイル周りを
拭けばすぐ元通り。
タイルはおしゃれなだけでなく
機能的だな～と改めて思う瞬間です。
タイルを貼ってるのは正面の壁面の
一部だけですが、一番水が飛ぶ場所に
貼ってるので安心して洗顔できます。
側面も貼っていればより安心ですが、
一応幅900ある洗面台なので、
側面に水が飛んでもほんと少量。
まぁこれぐらいならセーフかな。。
と思っています。
壁付け水栓の採用
水栓も壁付け水栓にこだわりました。
ホテルライクでおしゃれなのはもちろん、
水栓周りの掃除がなんてったって楽！
水栓の根元に水が溜まって水垢で
汚れるなんて悩みがなくなります。
水で濡れた手で栓をしめるときに
取っ手に水がつく、ぽたぽた水が多少
カウンターに垂れるという欠点はありますが、
これを防ぐには、もう自動水栓にする
しかないだろうし。。
なのでこれに関してはあまり気にしてません（笑）
タイルを拭くついでにカウンターや
水栓もささっと拭けば問題なしです。
壁付け水栓はお値段的には少し高いのかも
しれませんが、その分置き型洗面ボウルを
かなり安価なタイプにしたので、
金額的にはプラマイゼロじゃない！？と
勝手に思って満足しています（笑）
せっかくの造作洗面台だし、
できるかぎりおしゃれにしたい。
でもだからといっておしゃれを優先して
使い勝手が悪かったら意味がない。
造作洗面台に限ったことではないですが、
お家づくりは、おしゃれと毎日綺麗に保ちやすいの
両方のバランスがとっても大事です！！
