ソファのレイアウトを変えて新発見!心地いいは変化する
こんばんは。
インテリアコーディネーターのIto Yukiです。
せっかくソファの位置を2パターンのレイアウトが
できるように間取りを考えたんだから、
ソファの位置を変えてみようと思い立ったある日。
これが思いのほかよかった!
もともとは、ダイニングテーブルを背にして
テレビ台と平行にしてレイアウトしていました。
テレビは正面から見たい派の夫の意見と
室内窓側にソファを置くと、室内窓が
ソファに座った時に頭に当たりそうという理由から
越してきて10カ月、このレイアウトのままでした。
実はこのレイアウトだと、リビング→ダイニング→
キッチンのルートがちょっと遠回り。
というのも、ソファとダイニングテーブルが
左右反対の面に接して配置してあるんですよね。
なのでS字のようなルートになってしまうんです。
また、この配置だと、ダイニングキッチンと
リビングで少し区切られた感も多少あったり。
よくよく考えるとこのレイアウトがベストとは
限らないんですよね~。
そこでせっかくならと試しにソファの位置を
変えてみようと思ったわけなのです。
使い勝手が悪かったらまた戻せばいいや~と。
195cmあるソファも、脚の裏にフェルトを
貼っているから一人で移動も楽々♪
あっという間に模様替えが終了しました!
模様替えをしたらまずは数日過ごすことの勧め
ソファを移動してやはり気になるのは室内窓が
頭に当たらないかという問題。
これに関しては、よく座る側の室内窓だけ普段は
閉めておくということで頭を打つリスクを軽減。
また、テレビを見るきとはソファ上で
斜めに座ったり、寝転がったりと
いろんな体勢でくつろぐことも多くなり、
思ったより気にならないという嬉しい発見!
そんなこんなで、今のレイアウトにして
数日過ごしてみることでメリットをいくつか
感じられるようになりました。
1.窓に向かって座るのは意外と気持ちがいい
今のレイアウトだと、ソファは窓側を向いた配置になるのですが
わが家の窓からの景色は建物に囲まれていてあまりいいとは言えません。
景色がよくない窓に向かって座っても意味ないと思い込んでいたのですが
窓に向かって座るって意外といい。
確かに景色はよくないのですが、空や日差しに意外と癒される。
これは数日過ごしたからこそ発見できたメリットでした。
2.部屋が広く見える
移動したソファは廊下からLDKに入ってきたときに
死角になる場所にあります。
もともとソファが置いてあった場所は
廊下から入ってきたときに目に入るところにありました。
ソファがなくなったことで視界が抜ける分、
廊下から入ってきた時に広く感じられるように。
ダイニング側から見ても広く感じます。
BEFORE
AFTER
これは最初から予想してはいたのですが、
実際にやってみて、思っていた以上に開放感が感じられてよかった!
何もないとそれはそれで若干寂しいので、
いつかここにラウンジチェアを置けたらなぁと
妄想している今日この頃です♡(笑)
3.リビングでの自由度が上がった
リビングが開放的になった分、くつろぎ方の自由度がアップ。
ラグでゴロゴロすることも多くなりました。
夫は最近ラグ上に寝転がってテレビを見たり
漫画を読んだりしてくつろぐことも多くなりました。
このレイアウトならヨガもしやすいし!
(とかいってやらないんだけど。苦笑)
子供ができた時もキッチンで料理しながら、
子供が遊んでる様子が見えるし駆けつけやすいので
安心だろうなと思います。
4.導線が楽!
そしてやはりなんといっても導線が楽!
リビング⇔ダイニングの往復がとってもスムーズ。
おかげでリビングからキッチンへの移動もしやすくなりました。
導線が楽なレイアウトのおかげで、リビングと
ダイニングキッチンの一体感もより増しました。
生活スタイルに合わせてレイアウトを変えられる楽しみ
間取りを考えているときや、引っ越す前は、
このレイアウトがいい!と思っていても、
いざ住んでみると違うレイアウトの方がしっくりくることもあります。
また、生活スタイルの変化によって自分にとって
心地いいレイアウトが変わることもあります。
わが家も、レイアウトを変えた晩、
夫が帰宅してきて口にしたのは
あっ。。ソファの位置変えたんだ。。
頭打たないかが心配だね。。
という不安そうな言葉。
夫の微妙な反応に、私も
「明日には戻すよ」と言っていたのですが、
生活していると案外このレイアウトがしっくりきてしまい。
レイアウトを戻すことなく3週間が経ちました(笑)
夫も今ではこのレイアウトにすっかり慣れたようで
「戻さないの?」と言うこともなく今に至ります。
夫もこのレイアウトのメリットを
感じているんじゃないかなーと
勝手にポジティブに解釈しています(笑)
とまぁこんな風に、生活してみてわかることも意外とあるもんです。
デメリットと思っていたことが実際はそこまでデメリットではなかったり。
思ってもいなかったところにメリットが感じられたり。
なのでそういう視点から見ると、家具の
レイアウト変更がきく間取りはけっこうお勧めです。
実際住みながら、「こうするともっといいかも」と
自分にしっくりくるレイアウトを模索するのもまた楽しいものですよ(^^)
レイアウトを変えられる間取りについては
こちらでも↓