ラグはコスパで選ぶ
おはようございます。
インテリアコーディネーターのIto Yukiです。
最近ますます、冬らしく寒くなってきましたね。
わたしは四季の中でも冬が一番苦手なので、この寒さがなかなかつらくなってきました。。
賃貸のわが家にはもちろん床暖房なんてなし。
こたつも、そこから動けなくなってますますだらけた生活になりそうなので持たない派。
なので冬を乗り切るにはスリッパとラグが必須です!
こんなに寒いのに、夫はスリッパを履かないという信じられない生活スタイルを送っていますが・・・。
そんな夫も最近購入したラグには「ラグって気持ちいいね~意外とあるといいもんだね~」とご満悦です。
新調したラグは決して高い物ではありません。
いやむしろ安いです。5000円ちょっとでした。
でも全然そんなに安いラグに見えない!
それはしっかりとポイントを押さえて選んだから。
そう、わたしは最近、ラグはなるべく安いもので、コスパがいいものを選ぶようにしています。
家族の生活スタイルを考えて高いラグはしばらく買わないことにしました。
でも、安いラグだからって見た目を諦めたくない。
なるべく高見えするラグがいい。
インテリアコーディネーターだからこそ、それなりにこだわりがあります。
そんなわたしが、安いラグでも安っぽく見えない、高見えラグの選び方をご紹介したいと思います!
ラグはコスパで選ぶ
高見えラグの選び方の前に、どうしてコスパでラグを選ぶようになったのかお話したいと思います。
ラグを購入するとき、みなさんは何を重視して選びますか??
いろんなお宅の写真をSNSで拝見していると、最近はよくベニワレンを見かけますよね。
ベニワレンを敷いているだけで、なんだか今時の洗練されたおしゃれな空間にグレードアップします。
ただ、そんなすてきアイテムのベニワレンはなかなか良いお値段します。。
自分一人であれば、ラグの上では気をつけて過ごせばいい話ですが、
家族で暮らしているとなると、そうもいきません。
夫はよくラグに食べ物を落としますし、素足でラグの上をうろうろします。
ラグが汚れるのも時間の問題。。!
「またラグの上に食べ物をこぼしてる。。!」といらいらしたくないので、ベニワレンは諦めました。
ベニワレンは無理でも、1万円ぐらいのラグならいいかなぁと思っていたら、
先輩インテリアコーディネーターの方に、
「うちは5000円ぐらいのラグしか買ったことないわ~」と驚かれました。
話を聞くと、ご主人もまだ小さいお子さんもラグの上でよく物をこぼすそうで、
ラグは5000円ぐらいの物を買って、必要に応じて買い換えているそう。
この話を聞いてなるほど!と思いました。
ラグは床に敷いているわけなので、いろんなものをこぼしやすいし、一番汚れやすい物。
でもだからといって、大きいサイズのものほど、洗うのもけっこう大変。
であれば気軽に買い換えられるように、安いにこしたことはないですよね。
ただポイントを押さえて選ばないと、値段相応にしか見えないラグもけっこうあります。
安いラグだからってあきらめずに、なるべく高見えするラグを選びましょう!
安いラグを選ぶ時に押さえたいポイントとは
探せば5000円~10000円ぐらいでもお値段以上に見えるラグはあります!
わたしが思う、安価なラグを選ぶときに重要視すべき点は5つ。
ラグの角が丸みを帯びていない
ネットでラグを探していると、四隅の角が円弧上に丸みを帯びたラグをよく見かけます。
この角の丸みが安っぽく見えるので、なるべく丸みを帯びていないラグを選ぶのが勧めです!
高密度である
毛足があるラグの場合、毛が少なくて、下地が所々見えるようなラグだと安っぽいですし、不細工です。
どれぐらいの密度なのかも注意して選ぶといいですよ。
低反発やキルティングタイプは選ばない
ネットでよく見かける低反発やキルティングタイプのラグ。
肌触りが気持ちいいのかもしれませんが、正直安っぽさが出るので、
インテリアコーディネーターとしては、あまりお勧めはしません。
肌触りが気持ちいいラグが好みなら、シャギータイプがお勧めです。
掃除のしやすさが気になる方は、毛足が短めタイプを選ぶといいですよ。
部屋のインテリアに合う色にこだわる
せっかくコスパのいいラグを見つけたとしても、
部屋のインテリアのイメージに合わない色では意味がないですよね。。
グレーでもこのグレーはちょっとイメージしてたグレーとは違うんだよな~
というときは、いくら安くても買わない!
柄のあるラグか、無地のラグかよりも、色を妥協しないことが大事です!
部屋にあったサイズ感を選ぶ
ラグはサイズが小さいほど、安いです。
でもだからといって変に小さいものを選ばないようにしましょう。
部屋の広さ、ソファやセンタテーブルのサイズも考慮して、バランスがいいサイズであるか考えた上で選ぶことが大事。
新調したわが家のラグについて
わが家のラグは楽天で見つけたエアリゾームのシャギーラグ。
先ほどご紹介した5つのポイントを満たしているこのラグはなかなか優秀です!
参考までに、わが家のラグを選ぶときに、どういう風に5つのポイントを押さえながら選んだのかをご紹介します。
1.寒いので温かさを求めて、シャギーラグを。
シャギーラグはやっぱり素足で触れた時に気持ちがいいですし、
あったかいので冬にもってこいのラグ。
季節にあった快適なラグを選択。
2.素材よりも密度と角の形状を重視。
安いラグですので、素材はこだわらない。
それよりも、高密度であるか、角が丸みを帯びてないかを重視。
高密度のシャギーラグは、高見えるすること間違いなし。
3.色味にこだわる。
色は部屋のインテリアを考えてグレーか白。
白といっても、黄味がかったアイボリーもあれば、真っ白もあります。
グレーも、青味がかったものもあれば、ベージュがかったものもあります。
どんな「白」がいいのか。どんな「グレー」がいいのか。
ネット上の写真で色を判断するのは難しいですが、写真をたくさん見比べて吟味。
4.幅はソファより大きいものを。
ラグのサイズはソファとのバランスを考えて、幅を重視。
ソファが190cmあるので、190cm以上あるものを。
本当は200cm以上欲しかったのですが、ちょっと妥協しました。。
安いラグを使ってみての感想
肌触りよく普通に快適です!
色は汚れやすいホワイトアイボリーを選びましたが、夫が食べ物をこぼそうが(わたしがこぼすこともありますが笑)いらっとしません!
だって安いラグですもん(笑)
「汚れが取れなくても最悪買い換えればいいし~」と心にゆとりがうまれました(笑)
毛足が短めなので、掃除機をかけるときもストレスフリーです!
少しお高いおしゃれなラグに憧れるけど、自分と家族の生活スタイルにあったものを選ぶ。
心地いい暮らしには大事なことだなぁと改めて思います。
でもだからってインテリアを楽しむことをあきらめない。
それには安っぽいラグは選ばないことが大事です。
おしゃれな部屋の雰囲気を損なわないラグを選びましょう!!
ラグはコスパで選ぶその2はこちら↓