パナソニックのリノベーションミュージアムに見るインテリアと暮らし

リノベーション

おはようございます。
インテリアコーディネーターのIto Yukiです。

汐留のパナソニックショールーム1階に一昨日オープンした、パナソニックのTOKYOリノベーションミュージアムに昨日行ってきました!



パナソニックのCMのセットのスタイリングを手掛けているインテリアスタイリストの石井佳苗さんが
二日間限定でセミナーを開催されていたので、それもしっかり予約して参加してきました!

簡単にセミナーの概要と、石井佳苗さんが手掛けられた、モデルルーム2つのご紹介をしたいと思います。
モデルルームはリノベーションだけでなく、注文住宅を考えられている方にも、住まい方やインテリアの点でとても参考になるかと思います!

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リノベーション×インテリアのセミナーについて

セミナーは「インテリアを引き立てるリノベーション」についてのお話でした。
簡単にまとめますと。。

◇暮らしながら自由にインテリアを楽しむには、シンプルな箱作りと自由な壁を手に入れる。

◇キッチンもリビングダイニングの延長線としてインテリアを楽しめる空間に。

◇サニタリーも小さな部屋としてインテリアを楽しむ。

◇テレビがある面は目が行く場所だからこそ、好きな物を飾るスペースに。

◇内窓やガラス入りドアで暗い部屋や廊下にも光を取り入れる+開放感を。

◇ライフスタイルに合わせた家具選び。

こういった内容を、石井佳苗さんのリノベーションされたご自宅の写真や、パナソニックのCMのセットの写真を具体例に挙げながら、解説をしてくださいました。
この内容は、石井佳苗さんの著書でも書かれています。


気になる方はこちらを読んでみて下さいね!
リノベーションを考えられている方にはとっても参考になりますよ!

また、このセミナーの内容は、モデルルームでも垣間見れましたので、その点にも触れながらモデルルームをご紹介したいと思います。

モデルルームを通して見るインテリアを楽しむ暮らし

モデルルームは2つとも、75㎡の広さで、一つは部屋の間取りを替えずにリノベーションをした3人家族が住まい手という設定。
もう一つはフルリノベーションした夫婦二人が住まい手という設定。

まずは、3人家族が設定のモデルルームからご紹介します。

リビングダイニング。
ダイニングの床にご注目。こちらは屋外用タイルが貼られています。
リビングにはフローリングが貼られています。
あえて異素材のものを貼って切り替えることで、一つの部屋の中に違う部屋があるような印象を与えています。
ダイニングは屋外用のタイルを貼ることで、靴のまま入ってもOKな空間。
バルコニーとのつながりを感じる空間になっています。

子供がいる設定なので、リビングに勉強机。
そして、セミナーでのポイントの一つ、テレビがある面に好きなものを飾るスペース

これはテレビがある面に限らずダイニングでも。
目線がいきがちな背の高いキッチンカウンター下にも好きな物を飾るスペース。

 

リビングの奥にあった和室のスペースをお父さんの趣味室に。
壁を取り壊し、内窓をつけることで、趣味部屋にも光りが届くように、そして開放感が感じられるようになっています。
これもセミナーでのポイントの一つ。

 

そして個人的にトイレがつぼでした!!

全面グリーンの塗り壁で、ペンダントライトが2つ。
そして洗面スペース。

これ洗面所じゃなくてトイレの洗面スペースですよ!?
おしゃれすぎませんか??
このTEORIのミラーがまた効いていますよね。

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これも、セミナーでのポイントの一つ、サニタリーも小さな部屋としてインテリアを楽しむに通じますね。

 

次に、夫婦2人のフルリノベーションのモデルルームを見ていきます。

こちらのテレビの面も両端にがっつりディスプレイスペースを確保して、住まい手の好きな物、住まい手らしさを感じる物が飾られています

そしてダイニングはキッチンの一画に。
料理をしながら食事も楽しめるようになっています。

ダイニングをキッチンにくっつけてコンパクトにすることで、配膳の導線もぐっと楽になるので、効率がよくなりますし、
料理する人と食べる人が一緒の空間で会話を楽しめるキッチンになっています。
また、ダイニングがコンパクトになったことでリビングを広くとれるというメリットもうまれます。

そしてすみません。。リビングの写真があんまりなかったです。。
参考までにちらっとリビングが映り込んでいる写真を。


そしてお洒落な主寝室。

廊下がない家になっているので、玄関から入ってすぐが主寝室になっています。
玄関→主寝室→リビングという導線になっているので、主寝室も広々と開放的。
まるでアートギャラリーのような空間。


リビングと主寝室を仕切る間仕切りドアをガラスにすることで、明るく開放的な究極のワンルームとなっています。
主寝室と玄関を仕切る間仕切りドアもガラスです。

そして玄関は土間のある玄関のような空間になっています。
モルタルでもコンクリートでもなくタイルですが。
広々としていて、グリーンもたくさんある開放的な玄関。

 

玄関のディスプレイ棚はガラス張りのお風呂から見えるような構図になっています。

お風呂にいながら、インテリアを楽しむ空間になるよう工夫されています。

 

以上、ライフスタイルに合わせた家造りやインテリアを楽しむ家造りという点で参考になるところをピックアップしてご紹介しました!

2つのモデルルームはインテリアスタイルも、家族設定やリノベーションの条件も違いますが、通じるポイントがたくさんありましたね。
石井佳苗さんのセミナーのポイントもそうですし、インテリアスタイリストらしく、今の流行もそれぞれのモデルルームにしっかりと取り入れられていました。
自由度が高いリノベーションをした物件を想定したモデルルームだからこそ、
「今こういうのが流行っているのか」
「こういう暮らし方もあるのか」
「こうやってインテリアを楽しめばいいのか」
こういう目線で見るととても参考になります。

これからマイホームを考えられている方も、ぜひ参考にしてみてください!




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Yuki Ito

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インテリアコーディネーター。インテリアのネットショップの撮影スタイリストやモデルルームのプラン・コーディネートの経験を経てフリーに。ブログでは、インテリアコ...

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